登山用リュックサックの選び方
登山でどんなリュックを選べばいいの?テレビを見てるとプロっぽい人が縦長の大きなリュックサックを背負って厳しそうな山を登られています。登山用リュックというと一世紀前までは帆布素材のリュックや革製のものしかありませんでした。小学校のときに横に大きなポケットがついたリュックを買わされたことはありませんでしたか?今ではナイロン軽量のものがほとんどです。
悪天候を意識したリュックサック選び
ふつうのリュックサックはファスナーの隙間から水が浸入します。登山の場合、小雨程度に耐えられるようにファスナーを覆うように蓋が着いているリュックがよいでしょう。本格的な悪天候を意識したリュックはファスナー式ではなく巾着型に覆いが着いているタイプのリュックです。
目的・用途別の登山用リュックサック選びのポイント
リュックサックを選ぶときに考慮すべきポイントです。
- 必要な物が入るサイズである。
- 丈夫である。
- 軽い、背中が痛くならない。
- 使いやすい。
- 日帰り登山のリュックサックの容量は30リットル程度のものがおすすめ。
- 一泊二日のリュックサックは40リットル程度のものから。
- テント迫の場合のリュックサックは60リットルから80リットルくらいのものを。
- ただし、米俵くらいの重量があるので背負える人に限る。
- なるべく腰ベルトで縛れるタイプのものを。
- リュックが跳ねると体力を消耗します。
- ポケットが多すぎるとかさばることも。
- リュックカバーも一緒に購入する。
登山用リュックサックのトラブルに対処しよう
リュックは消耗品ですので、粗悪品もかなりまぎれています。ですので高いものを買ったつもりでもいい加減な作りであることもあるので、万が一リュックが壊れた時のためのことを考えて準備しましょう。おこりがちなリュックサックのトラブルは以下の通りです。
- ファスナーが壊れる
- 紐がちぎれる
- 生地が破れる
ファスナーが壊れたり生地が破れた場合にあると便利なのが縛り紐です。荷造り用の布テープは重いですから紐のほうが軽量です布を当てて縛ったりして応急措置をします。ソーイングセットも一時的なリュックサックの修理に使えます。小物類はばらけないように袋にまとめて入れておいたほうがよいでしょう。