山登りに一緒に持っていくファーストエイドキットは？
登山にはケガや急病といった体調面でのトラブルはつきものです。ここでは万一に備えどんな物が必要か一緒に見ていきましょう。
どんな薬を持っていけばいいの？
持病の薬は必須
普段飲んでいる薬は必ず携行しましょう。深刻な病の場合、どんな病気であるかとっさに説明するノートも用意していきましょう。
あると便利な薬
- 風邪薬・・・本来風邪薬という薬はないのですが、処方箋があれば持っていけば少しは気休めになります。
- 胃薬・・・沢の水を飲んだり弁当が腐っていたりストレスによる体調の変化で胃が痛くなってしまうかもしれません。あると安心です。
- 下痢止め・・・下痢をストップする薬です。下痢は出し切るに越したことはありませんが、あったほうが安心ですが下痢をした場合は無理に水を飲むのをやめたりせず脱水に注意しましょう。
- 下剤・・・まさか有毒な植物を食べることはないとは思いますが、出すものは早く出したほうがよいでしょう。
- ビタミン剤、アミノ酸サプリ・・・疲労を回復しスタミナを持続させる効果のものを。
- 鎮痛剤・・・使わないに越したことはありませんが、念のために。
- 目薬・・・風で目にごみが入ることがありますので、目薬で目を洗いましょう。
- 湿布、エアーサロンパス・・・疲労した筋肉の痛みを軽減するためのものです。疲労自体が回復するわけではありません。
- 傷薬・・・万一毒やウイルスのある生き物に噛まれたときの薬です。病院で処方してもらいましょう。
あると便利な応急手当セット
- 日焼け止め・・・皮膚がんの予防に。特に鼻や目の下、腕、手の甲などに。
- 包帯、絆創膏、ガーゼ、サージカルテープ
- 棘ぬき・・・できれば拡大鏡とセットで。針も。
- ポイズンリムーバー
- 綿棒
- ワセリンやクリーム
- 爪切り・・・足の爪が割れた時用。
- ゴム手袋・・・他人の血液にはウイルスがありますので感染予防のために。
- マスク・・・塵が多い場面にあると安心。防風効果もあり喉が潤う。