2016-03-10 山を愛する者 賢いシュラフの選び方

シュラフとマットの選び方 山登りのテント泊の方法 登山装備・道具・用具の使い方と準備

賢いシュラフとマットの選び方

スリーピングイメージ写真

シュラフ(寝袋、スリーピングバッグ)には二種類のタイプがあります。封筒型とマミー型です。封筒型は夏季のオートキャンプなどでよく用いられます。マミー型は暖かいタイプもあるので寒い時期のテント泊に使われます。シュラフは準備段階でどの程度の寒さに耐えるか自分で寝てみてテストしてみてください。

暖かいのは断然マミー型

マミー型にもいろいろありまして、大抵は表示されている温度をクリアできません。耐寒温度が誇張されていることも多く、まともに信じてしまうと凍死してしまう危険性があります。マミー型にもファスナーありとなしのタイプがあり、ファスナーがないほうが当然すきま風が入ってきません。

マミー型は体形や体質に合ったものを

マミー型は暖かいとはいえ、足の先に隙間があったりしますと寒いです。足先に衣服を詰めて長さをコントロールするなど大きな隙間ができないようにして眠ります。寒がりの人や暑がりの人、体調によっても寒さの感じ方は違いますので表示に惑わされずご自分の体に合ったシュラフを選びましょう。

シュラフは二枚重ねもできる

シュラフの防寒性が足りない場合、シュラフにシュラフを入れて二枚重ねにもできます。シュラフ用の毛布もあります。

マットはエアーウレタンタイプのものがおすすめ

マットは地面の岩や土のゴツゴツ感をやわらげ休息しやすい床を作ります。体重が50kg未満の軽い人はエアーだけでも十分かもしれませんが、それ以上の方はエアーだけではきついと思います。同時にエアーウレタンの枕も準備しておきましょう。
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