2016-03-10 山を愛する者 軽アイゼンの使い方

軽アイゼンとは?どうやって使うの? 登山装備・道具・用具の使い方と準備

軽アイゼンについて使用場面と装備方法

アイゼンのイメージ写真

春の登山道ではたまに冬の氷が残っていることがあります。そんなときに軽アイゼンを使います。軽アイゼンのタイプは爪が8本以下で土踏まずに装着するものが一般的です。軽アイゼンは靴にしっかり装着し、ゆるみがないようにします。使用後は拭いてからさび止めを塗っておきます。しかしいきなり初心者が軽アイゼンを使うとなると事故のもとです。ですので使用前にプロの指導を受けることをおすすめいたします。軽アイゼンは雪面に対し平行に歩きます。転べば骨折などの危険性があります。初心者の方はヘルメットや尻パッドなども同時に装着しておきましょう。軽アイゼン使用の際に使用するステッキはやはり冬山用のものが望ましいです。恐怖を感じたら引き返すということも大事です。

軽アイゼン装着の手順

  • 靴を脱いで靴裏の泥や雪を取り去る
  • 軽アイゼンの前後を確認し土踏まずにぴったり装着する
  • バンドを装着しかかとと甲に通す
  • 最終的に靴を履いてバンドをしっかり締める
軽アイゼンを装着し歩行する際はズボンなどを引っ掛けないようにしましょう。

軽アイゼンでの歩き方

軽アイゼンを装着して歩行する場面は危険をともないます。基本は雪面に対し靴を平行にすることです。トレッキングポールは同様に氷雪用のものを使いましょう。またズボンの裾を巻き込まないように足をズボンの裾を避けるようにして歩きます。登山初心者が氷雪で滑落しそうな道を歩くのはたいへん危険です。時には引き返す判断も大事です。
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